数多くのジャズ・レジェンドから愛されてきたNY在住の実力派ピアニスト、海野雅威。ジャズ、ワールド、アンビエントなど独自の音楽世界で人々を魅了するピアニスト・林正樹。出会いから20年の時を経て、ついにデュオコンサートが実現！極上の音空間をお見逃しなく！
【日時】2023年6月10日（土）17:00開演 16:30開場
【会場】黒部市芸術創造センター セレネ 4Fホール
【出演】海野雅威 林正樹
【チケット】一般 5,000円 大学生以下2, 500円 各当日500円増 （全自由・税込）未就学児の入場不可
【チケット取り扱い】
セレネ窓口、コラーレ、アーツナビ（富山県民会館・富山県教育文化会館・富山県高岡文化ホール・新川文化ホール）アーツナビWEB
チケットぴあ：Pコード241779 http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2313804
※購入後のキャンセルは出来ません。
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【車椅子席について】
車椅子ご利用者専用の座席をご用意しております。セレネまでお問合せ下さい。ご予約のないご鑑賞当日のお申し出には対応いたしかねますので予めご了承ください。
【駐車場】
セレネ周辺駐車場には限りがあります。公共交通機関をご利用いただきますようお願いします。
【主催・お問合せ】黒部市芸術創造センター セレネ
TEL. 0765-62-2000 FAX.0765-62-2020 （9:00～17:00まで）
出演者プロフィール
Photo by John Abbott
海野 雅威 Tadataka Unno / Piano
1980年 東京都出身。4歳からピアノを弾き始め、9歳でジャズピアノを始める。東京藝大在学中の18歳からミュージシャンとして活動を始め、2008年にニューヨーク移住。ゼロから新たにスタートした新天地でもトップミュージシャンに認められ信頼される存在となり、特にハンク・ジョーンズやジミー・コブなど数々のジャズ・レジェンドに愛され、ジャズ界最高峰のバンド、ロイ・ハーグローヴ・クインテットでは日本人史上初、そして最後のレギュラー・メンバーとなった。2020年9月にアジア人ヘイトクライムの犠牲となり、そのニュースはアメリカのCBS、NYタイムズをはじめ日本のメディアでも大きく取り上げられ、ジャズ界は大きな衝撃を受けると共に彼の復活を願った。ピアニスト生命に関わる重症により復帰は絶望視されたが、事件直後より国内外の友人ミュージシャンが立ち上げたクラウドファンディングには、世界中から復帰を願う寄付が集まった。それに応えるように、本人の不屈の精神と懸命なリハビリにより奇跡的に見事復活を遂げた。その険しい道のりは、2021年11月放送のNHKスペシャル「この素晴らしき世界~分断と闘ったジャズの聖地~」でも紹介された。番組は国内外で多くの反響が寄せられ、2022年度国際エミー賞にノミネートされた。同時期に開催された日本ツアーでは、各地で復帰を祝福するオーディエンスで大盛況をおさめた。また、星野源の「オールナイトニッポン」、日本テレビ「スッキリ」など生放送にもゲスト出演した。最新アルバム『Get My Mojo Back』は、支えてくれたミュージシャン仲間とニューヨークでレコーディングされた作品。療養中のピアノを弾くことができなかった時期に書き下ろされたオリジナル曲で構成され、生命力と歓びに満ちた作品に仕上がっている。「抒情的でありグルーヴィーでもある。何と言っても過酷な状況を乗り越えて、真に演奏する喜びに溢れているアルバムだ」と、坂本龍一氏 (音楽家)も絶賛するコメントを寄せている。本作はジャズ部門国内トップセールスを記録し、2022年度のミュージック・ペンクラブ最優秀作品賞を受賞した。
Photo by Toru Kometani
林正樹 Hayashi Masaki/ Piano
ピアニスト、作曲家。1978年東京生れ。自作曲を中心とするソロでの演奏や、「間を奏でる」林正樹グループ」などの自己のプロジェクトの他、小野リサ、渡辺貞夫、マレー飛鳥、徳澤青弦、藤本一馬など様々な音楽家とアコースティックな演奏活動を行なっている。「Banksia Trio」「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「ラディカルな意志のスタイルズ」などのグループにも在籍中。多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得している。三宅純、椎名林檎をはじめ多岐に渡るアーティストのスタジオワークにも数多く参加。2021年公開の映画「すばらしき世界」(監督、脚本：西川美和、主演：役所広司)の音楽を担当し、第76回毎日映画コンクール音楽賞を受賞。最新作は2023年1月発表の「Blur the border / 林正樹グループ」。