大地(黒部川扇状地)/1998年/今治市大三島美術館蔵
令和記念特別展 田渕俊夫-至極の日本画
会期 2019年 8月31日(土)~10月14日(月・祝) 期間中無休
会場 セレネ美術館(富山県黒部市宇奈月温泉6番地3)
開館時間 9:00~17:30(入館は17:00まで)
料金 一般1000円/高校・大学生800円/中学生以下無料
主催 黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館
共催 黒部市/北日本新聞/北日本放送
後援 株式会社新川コミュニティ放送/みらーれTV/宇奈月温泉旅館協同組合/宇奈月温泉自治振興会
令和への改元を記念し、現代を代表する日本画家、田渕俊夫画伯(東京芸術大学名誉教授、日本美術院理事長)の展覧会を開催します。
画伯は、清冽な色彩と端正な線描で日本画に清新な息吹をもたらし、平成13(2001)年頃より水墨画にも意欲的に取り組まれるなど、常に真摯に絵画と向かい合ってこられました。
その作品はご自身が受けた感動を何より大切にして制作され、静かな美しさの奥に、悠遠な時間や大きなエネルギーが凝縮しているようです。
また、平成5(1993)年からは、当館の招待により黒部峡谷を取材され、十字峡や黒部ダムなど様々な風景を描いていただいております。
近年は寺院の障壁画も多く手掛けられており、平成29(2017)年には、奈良、薬師寺の食堂(じきどう)に本尊、阿弥陀三尊浄土図と、50メートルに及ぶ仏教伝来の道をテーマにした壁画を奉納されています。
現代日本画の精緻さと気品を伝える、田渕俊夫画伯の世界をご覧ください。
●関連イベント
日本画ワークショップ「金箔に描く」
内容 金箔の上に、日本画の技法で花を描きます
日時 2019年 9月29日(日) 10時~15時
講師 荒木恵信氏(金沢美術工芸大学准教授・日本美術院院友)
※東京芸術大学大学院にて田渕俊夫画伯に師事
定員 10名(要事前申込 tel0765-62-2000)
参加費 3500円(持ち物なし)
対象 小学4年生以上ならどなたでも参加できます
ガイドによるギャラリートーク
期間中毎日ギャラリートークを開催します。(入館料が必要です)
①10時~ ②14時~ ③16時~ (約20分)
展覧会入館券と特製和菓子(抹茶付き)のセット券
美しい日本画の展覧会とともに、特製和菓子(お抹茶付き)をお楽しみください
料金 展覧会チケット1000円+和菓子800円=1800円のところ、1400円にて
実施日 9/15(日)、9/16(月祝)、9/22(日)、9/23(月祝)、9/29(日)、10/5(土)、10/6(日)、10/12(土)、110/13(日)、10/14(月祝)
各日限定20食(和菓子は日によって変わります)
お車でご来館時のご注意
9/14(土)~9/16(月祝)、セレネにおいて「宇奈月モーツァルト音楽祭」が開催されます。
無料駐車スペースがなくなるため、お車でご来館予定の方はご注意ください。
公共交通もしくは有料駐車場をご利用ください。
叢叢讃歌/1985年/箱根・芦ノ湖 成川美術館蔵
刻/1993年/箱根・芦ノ湖 成川美術館蔵
流(十字峡)/1995年/セレネ美術館蔵
爛漫/2003年/今治市大三島美術館蔵
田渕俊夫画伯略歴
1941年、東京都生まれ。東京芸術大学大学院日本画修了。
平山郁夫に師事する。
1985年、愛知県立芸術大学助教授を経て、
東京芸術大学助教授となる。同年、日本美術院同人となる。
1995年、東京芸術大学教授となる。
2002年、永平寺不老閣に襖絵24面を奉納する。
2004年、鶴岡八幡宮に襖絵6面を奉納する。
2005年、東京芸術大学副学長となる。
2008年、智積院講堂に襖絵60面を奉納する。
2009年、東京芸術大学を定年退職し、同学名誉教授となる。
2016年、日本美術理事長となる。
2017年、薬師寺食堂に「阿弥陀三尊浄土図」と仏教伝来を伝える大壁画を奉納する。
現在、東京芸術大学名誉教授、日本美術院理事長。
収穫の頃/1988年/セレネ美術館蔵
映/1992年/セレネ美術館蔵
S字峡/1995年/セレネ美術館蔵
黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館
〒938-0282 富山県黒部市宇奈月温泉6番地3 tel 0765-62-2000 セレネHP